memoreal備忘録

4 days ago

キャラバン

実りの風景から猛吹雪の雪山まで、全て現地ロケのみで、高山地帯でくらす民族の風習や文化を記録する意図でつくられた映画。ネパールの風俗ってぜんぜんしらなかったから、装束とか食べ物とか(料理シーンもある)生活風景そのものが面白かった。複数の個人史に基づくらしい物語はカタルシスというほど緩急は激しくなく、とにかく山を行く過酷なキャラバンの一歩一歩が拾われている。役者たちは監督の個人的な友人で俳優ではないらしいけど、子どもから老人まで顔立ちが完成されていて、そんな印象は受けなかった。

1 week ago

Love Actually

( ˘⊖˘)

1 week ago

パッチ・アダムス

小学生のときにこの映画をみて「精神科医になる」と言ったことを思い出す。これは映画化の時点でおとぎ話になっていたんだとわかった。ただおとぎ話であることは何の問題もなくて、身体的に衰弱している人間の弱さや怒りに怯むことなく、道化になって笑わせるっていう剥き身のトライができる人間が実在しているということがただひたすら凄いと思う。

2 weeks ago

レナードの朝

これが実話に基づいているという怖さにおののく。神経障害の患者というのはどうしても一歩引いて接してしまう。自分や周囲の人がああなったら、自分はどうするのか想像がつかないけど、絶望はすると思う。穿った見方を離れて、かすかなサインをたどって、一瞬でも奇跡にたどり着いたセイヤーは、一度奇跡を体験してる以上、なおさら諦められないのか、諦めたいのに諦める事を許されないのか、どっちなんだろう。

2 weeks ago

グッバイ、レーニン!ひたすらモノローグでスピーディに展開していくので飽きないけど、終盤は嘘つきの立場で取り繕いつづける視点なので微妙に疲れた。わりにコミカルな描かれ方をしてるけど、これ当事者からすれば笑えない事態だよなとか。反面、自分でもセリフで指してたけど、嘘で世界をつくりあげていくそのバイタリティは負の力だとも。

東西ドイツの勉強になったのと、主人公の恋人・ララと姪っ子が本当にかわいくてなごむ。

嘘をつくのもつかれるのも最終的には同じ割合になるんだろうな。

1 month ago

SOMEWHERE / Sofia Coppola

ほんとにほんとにいい映画だった。いい映画すぎて途中トイレに行けなくて困った。退屈のイメージではなく、本当の退屈を味わう感じ。誰からもオスのイメージと役割をやらされるからっぽの主人公が、それをごまかすためにごちゃごちゃした世界に身を置いてるんだけど、セックスを必要としない愛情の対象である娘といるうちに自分を見る目がどんどんクリアになっていく…、という書き方をするとうすっぺらく感じるけど、どこにも嘘のない映画だと思った。徹頭徹尾、本当に主人公の空っぽさに嘘も抑揚もない。

あと同じ白人でも、ラテンとアングロサクソンじゃ人種は違うんだというのがよくわかった。

1 month ago

暴力性をひりひりと暴力らしくなく描けるのってすごいなと思った。今までみた妻夫木君映画のなかで一番妻夫木くんがかっこよかった気がする。ヒョングが子どもを抱えて海を見ているシーンに胸が詰まった。本当にいい映画。

1 month ago

アルバート氏の人生

最後のシーンが無かったら月曜日をとても迎えられそうになかった。

1 month ago

その街のこども 劇場編

渡辺あや脚本ものを続けて。映画らしい時間はフィクションだけど、映画になるような時間はたぶん誰でも経験したことがあって、渡辺さんの本はその映画になるような、ほんとにかそけき時間をきちんと拾いあげているところがすごい。

これはあらすじをきいて借りてみたけど、あらすじとして説明されたエピソードはほんと枝葉の一枚という感じで、ぜんぜんそういうものじゃなかったから、誤解したままにならなくてよかった。

2 months ago

天然コケッコー

写真集ならぬ動画集という感じで、大きな時間の全体から少しずつ切り取って集められたアルバムに近い印象。人よりも土地の方が存在感が強くて、時間の豊かさが見えてくる、原作と同じところが魅力の映画だった。そよちゃんもその豊かさが人間の根本に流れているので、「愛がない」って大沢君がちょっとすねるのも仕方ないのかも。岡田君よりも黒板にキスする夏帆の方が魅力的にみえるのがすごかった。

あとやさしさの連関というか、大人もふくめて、一人も善さを志向してない登場人物はいなかった(気配は微妙に感じたけど、あの世界には存在してないと思う)のがすごくよくて、ああいうきれいな世界を汚したり壊したりいつかなくなるものとしたがる(それが現実と言いたがる)作品なんかじゃなくてよかった。おじいちゃんになった大沢くんの回想でもおかしくないくらいきれいな時間だった。

2 months ago

蛇イチゴ

誰にとっての正しい自分でいるか、ということが真実ということなのかも。

2 months ago

MEMENTO

最後まで見て行くにつれて理解がこんがらがっていく仕組み。記憶の混濁という意味ではあまりしっくりこなかった。インセプションのような、夢の恐ろしいまでの強度を再現されている印象はなくて、映画を見ているなっていうのをむしろ強く実感していった。カットバックされてどんどん巻き戻されていき、出来事の真実がわからなくなる。それは記憶の有無の問題だけじゃない、現実でも真実がわからなくなることは、状況によってはありえるし。ナタリーに罵倒されるシーンが一番気味悪かった。

2 months ago

シェフ!

エルブリを見てからだったので、分子料理のあたりとか大分笑わせられた。まあ確かに毎日食べるならこちらですね。主人公の己を貫く一途さが完全にフランス人だなあと思いながらも、それをアムールでカバーするからやっぱりフランス人はずるい。ところどころ、何かへのオマージュなのかなという撮り方やカットがあったけど調べていない。あと日本への理解がジョークなのかマジなのか判別に困るけど多分あそこまで曲解はされてないと願いたい。

2 months ago

プレステージ

ノーラン監督なので借りたんだけど、ついていけないくらい意味わからないってことがなくて、オチも途中で読めてしまった。一応最後までは見られたけども期待していたほどではなく。

2 months ago

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